事業承継セミナー

丸大食品(2288)、不二製油グループ本社(2607)の子会社で「神戸プリン」や「らくらくホイップ」販売のトーラクの全株式取得

更新日:

丸大食品株式会社(2288)は、不二製油グループ本社株式会社(2607)との間で、不二製油グループの連結子会社であるトーラク株式会社(兵庫県神戸市)の発行済株式の全てを取得する株式譲渡契約を締結した。
取得価額は1,200百万円、トーラクは不二製油グループ本社の連結子会社に該当しなくなる。

丸大食品は、ハム・ソーセージ、調理加工食品の製造・販売、食肉の加工・販売、保険代行事業等を行っている。

トーラクは、乳加工食品の製造販売を主に行っている。中でも、チルドカップデザート、神戸を代表するお土産の一つとして「神戸プリン」やホイップ済みクリームとしてトップシェアを誇る「らくらくホイップ」などの知名度の高いブランドや商品を保有し事業展開している。
不二製油グループは、トーラクの日本市場における更なる発展、グループ全体のコアコンピタンス強化の更なる追求のため譲渡を決めた。

本件M&Aにより、丸大食品は、トーラクと販売力、商品力、研究開発力を融合することで、シナジー効果創出を目指す。さらに、顧客ニーズを満たした品揃えや企業価値向上を図る。

・今後のスケジュール
持分譲渡実行日 2020年7月1日

食品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

食品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、食品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

丸大食品・不二製油グループ本社に関連するM&Aニュース

不二製油グループ本社、子会社の不二製油を吸収合併

不二製油グループ本社株式会社(2607)は、2024年5月23日開催の取締役会において、不二製油グループ本社の完全子会社である不二製油株式会社(大阪府泉佐野市、以下「(現)不二製油」)を、2025年4月1日(予定)を効力発生日として吸収合併することを決議した。不二製油グループ本社を存続会社、(現)不二製油を消滅会社とする吸収合併方式。また、2024年6月27日開催予定の定時株主総会において、不二製

不二製油グループ本社のシンガポール子会社、マレーシアのJohor Plantations Group Berhadと合弁会社を設立

不二製油グループ本社(2607)は、2024年1月25日、会社法第370条及び当社定款第26条(2)による決議(取締役会の決議に代わる書面決議)によって、連結子会社であるFUJIOILASIAPTE.LTD.(シンガポール:以下、「FOA」)において、マレーシアのパーム油・パーム核の製造会社JohorPlantationsGroupBerhad(マレーシアジョホール州:以下、「JPG」)と持続可能

不二製油グループ本社、インド子会社3F FUJI FOODS PRIVATE LIMITEDの株式を譲渡

不二製油グループ本社株式会社(2607)は、非連結子会社である3FFUJIFOODSPRIVATELIMITED(インド・テランガーナ州)の発行済み株式のうち、不二製油グループ本社及び完全子会社のFUJIOILASIAPTE.LTD.の保有する全株式について、IFFCOSINGAPOREPTE.LTD.(シンガポール)及びIFFCO(S.E.A)SDNBHD.(マレーシア・クアラルンプール)に譲渡

不二製油グループ本社(2607)、米国の業務用チョコレートメーカーBlommer社を買収

不二製油グループ本社(2607)は、BlommerChocolateCompany(米国・イリノイ州、Blommer社)を存続会社として、不二製油グループ本社子会社AztecSubInc.(米国・デラウェア州)との合併を行うことで、Blommer社を完全子会社化することを決定した。取得価額は約848億円。本件では現金を対価とする逆三角合併方式を活用する。不二製油グループは、中期経営計画において、チ

不二製油グループ本社(2607)、業務用チョコレート製造販売するマレーシア企業の株式取得へ

不二製油グループ本社(2607)の子会社であるFUJIOILASIAPTE.LTD.(シンガポール)はGUANCHONGBHD.社(マレーシア)と、同社子会社のGCBSPECIALTYCHOCOLATESSDN.BHD.社(同国)の発行済株式の70%を取得することに合意した。不二製油グループは、アジア市場を重点にチョコレート用油脂事業とチョコレート用油脂を使用したコンパウンドチョコレート事業で世界

この記事に関連するタグ

「事業譲渡・株式譲渡」に関連するコラム

会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業承継
会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社売却の動向、会社売却のメリットなどを整理したうえで、売却時の注意点や全体の流れについて解説します。事業承継を断念する前に、会社を売却し事業を存続させる方法について話を聞いてみませんか?数々の事業承継をご支援してきたコンサルタントが、M&Aによる取引価額、売却先候補についてご案内致します。お問合せ

会社売却後の役員退職金、従業員退職金はどうなる?

M&A全般
会社売却後の役員退職金、従業員退職金はどうなる?

会社売却後に退職する場合、退職金はもともとの規定が引き継がれるのでしょうか。支払われる金額や方法、時期などに変化が生じるのでしょうか。本記事では、会社売却にともない退職者が出た場合の従業員や役員の退職金、注意すべきポイントについて解説します。@sitelink退職金とは退職金とは、従業員の退職時に雇用主である会社が支払う金銭のことで、通常の給与や賞与とは別に支給されるものです。退職金制度の導入は法

会社売却後どうなる?会社、社長、社員への影響を解説

M&A全般
会社売却後どうなる?会社、社長、社員への影響を解説

中小企業のオーナー経営者が会社売却を検討する際「売却した後、関係者に与える影響が一番気がかり」と考える人は少なくありません。本記事では、中小企業が会社売却をおこなう際、会社関係者、取引先などそれぞれのステークホルダーに与える影響、メリット、注意点についてご紹介します。日本M&Aセンターは1991年の創業以来、数多くのM&A・事業承継をご支援しています。中小企業のM&Aに精通した専任チームが、お客様

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aは譲渡企業(売り手)、譲受け企業(買い手)の双方が目的実現のために、M&Aを実行します。しかし、残念ながら中にはM&Aが失敗、交渉途中に破談に終わるケースもあります。本記事では、M&Aが失敗に至ってしまう原因や、対応策についてご紹介します。M&Aにおける失敗の定義はじめに、M&Aが失敗したとみなされる主なケースについて見ていきます。想定していたシナジー効果が得られないM&Aの目的の一つとして

全国金融機関初!沖縄銀行が企業評価システム「V COMPASS」を導入

企業評価
全国金融機関初!沖縄銀行が企業評価システム「V COMPASS」を導入

企業の後継者不在問題が深刻な沖縄県。帝国データバンクの調査によると、沖縄県の後継者不在率の高さは2011年から2020年まで全国1位、2021年は全国2位となり、2011年の調査開始から一貫して後継者不在率が70%を超えています。こうした状況を受け、同県を拠点とする沖縄銀行ではM&Aや事業承継のサポート体制の強化を進めています。その一環としてこのたび、日本M&Aセンターホールディングスグループ会社

買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

M&A全般
買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

事業構造、産業構造が大きく変化する今、「買収」を検討している企業が年々増加しています。本記事では買収の概要、メリット、進める流れについてご紹介してまいります。買収とは「買収」とは、他の企業の株式取得を通じて、経営権を獲得することを指します。新たに自社で事業を立ち上げる場合に比べて、既にその事業分野で実績のある企業を取得するため、スピーディーに展開できる点が特徴です。買収をご検討の方は、希望条件(地

「事業譲渡・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2020年5月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31

月別M&Aニュース

注目ニュースワード